NHK「ダーウィンが来た!」がドラマに?番組スタッフへの取材基に試行錯誤…20日放送「ダーウィンが行く!?」_カルマ が 上昇
NHK総合の人気自然番組「ダーウィンが来た!材基」(日曜・後7時半)の制作スタッフたちへの取材を基にした特集ドラマ「ダーウィンが行く!に試?」が20日午後7時半から総合で放送される。行錯行く制作統括のNHKエンタープライズ(NEP)・樋渡典英氏が取材に応じ、誤2制作の舞台裏を語った。0日
2006年にスタートした「ダーウィンが来た!NHKダーウィンがたがドラマタッフへダーウィンがカルマ が 上昇」は、に番放送国内外の生きものたちの生態にスポットを当て、組ス現在でも安定した視聴率を誇るNHKを代表する自然番組。材基「ダーウィンが行く!に試?」では、行錯行く自然部に配属された新人ディレクター・恩田はるか(富田望生)が、誤2生き物オタクの先輩ディレクター・漆原大地(本郷奏多)とバディを組み、野生のニホンノウサギの撮影というミッションに臨む奮闘ぶりが描かれる。
そもそも、なぜ「ダーウィン―」がドラマに? 樋渡氏によると同作は、演出を務めたNEPの加地源一郎氏の企画という。「NHKにある、過去に撮りためた豊富なアーカイブスを使って何かできないか、というお題があって。NEPの同じフロアの別の部屋には『ダーウィンが来た!』もある。『ダーウィン』の動物の映像もたくさんあるので、そういうところからスタートしました」
自然番組とドラマの融合。企画が立ち上がった当初は現場からは多くの意見が寄せられたという。「ドラマも自然班もすごい特殊な世界で、専門性の高い部署。同じフロアにありながらもお互い、近づきにくいよく分からない人たちみたいな感じがあったのではないか、と思います。企画がスタートした最初は『面白いね』と前向きに捉えてくれる人もいれば『変な風に描かれるんじゃないか』という警戒心を持たれる方もいて…。でもそれは『ダーウィンが来た!』という仕事に自負があるからこそ。作品における恩田と漆原の関係性にも通じるところがあると思いました」
ドラマで描かれる主人公の恩田はるかは、もともとスポーツ班志望。初めて踏み入れた自然班で、漆原ら先輩たちと対話しながら互いの良さを認め合っていく。今作の制作においても「対話」は欠かせないポイントだった。「ロケ地はちゃんと自然班の方にアドバイスをいただいて決めましたし、服装や持ち物であるとか、(対象動物の)探し方とかは監修を受けながらやっているので結構リアルだと思います」。取材ノートなど、小道具にもリアルを追求。「実際、撮影中に監督はヒルに嚙まれていましたね…」
特にこだわったのは「植生」だという。本来、自然班が最少人数で望遠で狙って撮影できるような標高の高い保護地域なのでドラマを撮るのは物理的に難しい。ドラマはもちろんフィクション。それでも「植物があまりにも設定と違うようにならないようにというのは意識しました」と細部にも妥協することなく撮影に臨んだ。
ドラマでは、当初の企画通り「ダーウィンが来た!」からのアーカイブ映像も活用したほか、漆原が愛情を注ぐヒョウモントカゲモドキなど実際の生きものも登場する。ダジャレ好きの「ヒゲじい」にインスパイアされた登場人物もいるほか、ヒゲじいの声を担当する龍田直樹や、番組内アニメ「マヌールのゆうべ」のツノミン役・水瀬いのり、マヌ子ママ役・山田孝之らも「なんらかの形」で出演するといい、「ダーウィンが来た!」ファンにとっても楽しめるドラマになっているようだ。
平日の午後7時台という時間帯。生きものが好きな視聴者はもちろんだが、そうでなくても全世代に届くドラマを目指して制作を進めてきた。「誰が見ても、自分の仕事や部活とかにに当てはめて考えられるような作品にしたかった。言葉にすると恥ずかしいですけど『一生懸命やることの大切さ』が伝わればいいかな、と。子供たちにもたまたまドラマを見て動物に興味を持ってもらえたり、あるいはテレビ番組制作に興味を持ってくれたりするとうれしいなと思います」。ドラマチームと自然班の「一生懸命」が作品の中に込められている。(NHK担当・宮路美穂)
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